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Autch.net > 小ネタ > Vine Linux を ThinkPad 240 にインストールする Last-Modified: 2008-10-16 16:05:16 (JST)

Vine Linux を ThinkPad 240 にインストールする

はじめに

この記事は 2003 〜 2004 年ごろ書いたものなので相当古いのですが、 いまだに検索でこられる方もいるようなので残しておくことにします。 なお、私はすでに TP240 を手放した(X41 に乗り換え)上に今は Debian を使ってますので Vine の最近の事情はわかりません。

環境

コンピュータ
IBM ThinkPad 240 2609-31J
増設・改造
256MB RAM を増設して 320MB にしようとしたが、192MB までしか認識しないモデルだった(ぉ 結局 192MB で運用。
トラックポイントのキャップを交換。
ハードディスクを日立の? 20GB のものに交換。
ネットワークカード
Planex Communications FNW-3800-TX CardBus 10/100Mbps(チップは Realtek RTL8139)
corega WLCB-54GT (802.11g/b, D-Link DWL-G650 A1, チップは Intersil Prism GT ISL3890)
CD-ROM ドライブ
IO-DATA CDP-AX24TP(i-CONNECT)
故障したので中身は同一型番のドライブ(TEAC CD-224EA)と交換した。
i-CONNECT インタフェース
CDP-AX24TP に付属の IO-DATA CBIDE IIA(16bit mode)
Vine Linux
2.6r4 kernel-2.4.22-0vl2.10_i3 改、ダウンロード元は ftp://ftp.nuie.nagoya-u.ac.jp/pub/Linux/Vine/Vine-2.6/

インストール

Vine 2.6r4 の CD を焼いておく。

Vine 2.6 の起動ディスク pcmcia.img drvblock.img を準備。

CD-ROM ドライブを接続した状態で起動ディスクを使って expert モードで起動、一発認識される。

デフォルトの設定でインストールし、マウスやビデオの設定も問題なく自動検出、なにも困ることなく完了。

TP240 で CardBus カードを認識させる

TP240 では CardBus カードをそのまま挿しても、システムログで

PCI: Failed to allocate resource 0(14000000-10bfffff) for 00:00.0

などといわれて使えない(16bit カードしか使えない)ので、ブートパラメータとして pci=assign-busses を追加する。 これで CardBus が使えるようになる。元ネタ さらにその元ネタ

このパラメータを指定すると 16bit カードが使えなくなると書いてあるが、 普通に CBIDE II とか NE2000 互換ゴミ NIC とかアダプタ経由の CompatFlash のような 16bit カードも使えている。

LAN カード挿しっぱなしで起動するとネットワークが使えない

上記対策を施しても、Vine を LAN カードを挿したまま起動すると ネットワークが使えないことがある。システムが起動してからカードを挿したり、 カードを挿したまま起動した後に /sbin/ifup eth0 とかすると 使えるようになったりする。

この現象に遭遇したら、/etc/rcX.d/(X はランレベル)の中身を のぞいてみると、networkpcmcia より前に呼ばれる ようになっているので、それぞれの番号を直して再起動してみる。

カーネルの再構築が出来ない

Vine 2.6r4(または近いバージョン)で root になって mkkpkg すると、 /root/rpm 以下に再構築に必要なディレクトリが展開されていくが、

directory not found: ${HOME}/rpm
directory not found: ${HOME}/rpm/BUILD
directory not found: ${HOME}/rpm/RPMS
directory not found: ${HOME}/rpm/SPECS
directory not found: ${HOME}/rpm/SOURCES
directory not found: ${HOME}/rpm/SRPMS
directory not found: ${HOME}/rpm/RPMS/i386
file not found: ${HOME}/rpm/SOURCES/00_bdflush-docs-1
It must be placed in or symbolic linked from ${HOME}/rpm/SOURCES

などといわれてこける。ここで ls してみると、mkkpkg を実行したときのカレントディレクトリに ${HOME} などというディレクトリができていて、 その下にも rpm 以下のディレクトリができている。

これを解決するには、/root/.rpmmacros%_topdir 行の記述を絶対パスにする。 元ネタ

X を速くする

anaconda で入れたまんまの X で、Mozilla とかをスクロールしてみると激しく遅い。 ウィンドウの full-drag を有効にしていたりなんかすると(普通しないか)もっと遅い。

full-drag はしないにしてもこのスクロール速度はあんまりなので、 X サーバのアクセラレーションを有効にする。

/etc/X11/XF86Config-4 ファイルを開き、Section "Device" という行を探す。 そこには、

Section "Device"
#   Option     "Rotate"
    Option     "pciBurst"
    Option     "ShadowFB"
#   Option     "NoStretch"
#   Option     "LcdCenter"
    Option     "externDisp"
    Option     "internDisp"
#   Option     "noMMIO"
#   Option     "SWcursor"
#   Option     "NoAccel"
#   Option     "NoLinear"
#   Option     "XaaNoScanlineImageWriteRect"
#   Option     "XaaNoScanlineCPUToScreenColorExpandFill"
    Identifier   "NeoMagic 128XD (laptop/notebook)"
    Driver       "neomagic"
    VendorName   "NeoMagic 128XD (laptop/notebook)"
    BoardName     "NeoMagic 128XD (laptop/notebook)"
#   BusID
EndSection

このようにアクセラレーションに関するオプションが並んでいるので、

  • pciBurst
  • ShadowFB

この二つのコメントアウトをはずし、

  • noMMIO
  • SWcursor
  • NoAccel
  • XaaNoScanlineImageWriteRect
  • XaaNoScanlineCPUToScreenColorExpandFill

これらをコメントアウトして保存し、X を再起動する。 X のマニュアルにはこれらのオプションはいじらないほうが安全だと書いてあるが、 今のところ私の TP240 2609-31J NeoMagic MagicGraph 128XD では何の不具合も見られずに 描画が高速化されている。

一応お約束として、この文書は完全に無保証であって、 これらの調整は自己責任において試して欲しい。 これらのオプションは、一度に一つずつ変更していくことをお勧めする。 もしも不具合が出た上に xdm が有効になっていたりして X 上からでは元に戻す術がないなら、 LILO のブートプロンプトで linux 3 とか入力するとコンソールで立ち上がるので 万一のときの参考に。

無線 LAN カードを使う

USB ストレージや PCMCIA ATA カードのホットプラグ化

ssh を使う

各種プログラムのインストール

古すぎたり、安全でないので削除

おまけ - TP240 tips (or memo)

BIOS Setup で、ブートシーケンスを変更できない
電源投入直後に Setup に入ればよい。 [+] キーは効かないので、[Shift] + [^] を使う(マニュアルより)。
Linux で、VESA フレームバッファコンソールを全画面フルカラーで使う
ブートパラメータを linux 3 vga=789 とかする。 もちろん対応するドライバをカーネルに設定しておくこと。

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